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大会
 1年に3回ほどアリーナやドーム、市民会館などを貸し切って行われる拡大版の集会。1000人規模の巡回大会・特別一日大会と5000人〜3万人規模の地域大会がある。数少ない若者の出会いの場。遠方から来るJW一家は、ちょっとした旅行気分。私の実家は残念ながら会場が近所だったので、あまり旅行気分は味わえなかったなぁ。逆に「宿舎提供」する場合が多かった。まじーめなJW一家を泊めたときのこと、そこんちの子供と遊ぼうと思って部屋を訪ねると、なんと家族で大会の復習をしていた。自分たちは復習なんてしたことのない不真面目JW一家だったから、ちょっとビックリした。

 

大会ホール
 巡回大会・特別一日大会など比較的小規模の大会のためにJWが独自に建てた施設。多数の自発奉仕者を動員して建築される。北海道では、南幌町というところにある。王国会館同様、質素な作りになっているが、JW画家の描いた油絵が何枚も飾られていた。(以降、スティーブさんからの情報)ちなみに、あそこって聖書中の植物(ねずの木とかサフランとかアヤメとか)を植えているんだけど、気候が違うせいか枯れていて悲しかった。今のJWの惨状を象徴している。

 

大学教育
 つい近年まで禁止されていた進路。私はギリギリセーフで大学に滑り込むことが出来た。とは言っても、未だに「高校を卒業したらアルバイトをしながら開拓奉仕」という考え方が主流。そりゃそうだよね、JWの考え方を揺るがすような所だから…。大学受験したら、会衆の全員から白い目で見られるようになった、長老からいじめられた、なんて悲惨なケースも。

 

大患難
 ハルマゲドンに同じ。「こんなことじゃぁ、大患難は生き残れないわよ!」本気でこう怒られる。嫌だわ、終末論って。多くの2世にとっての大患難は、JWを辞める瞬間なのでは?

 

対処しにくい危機の時代(テモテA3:1)
 まぁ、平たく言えば現代のこと。ハルマゲドンの直前は、こんな時代なんだと。いつの時代もJWは「今は、『対処しにくい危機の時代』だから、我慢してがんばらなきゃ!」と思ってきたんだろうな。対処しにくいのは頑固なJW親のほうだと思うのは私だけ?あと、わがままで頭の固い長老とか。(w 

 

断絶
 自らJWをやめること。言葉が重たすぎるよね、たかがエホ証やめるくらいでさ、ダンゼツって…無理もないか、JWにとっちゃ「自殺宣言」だもんね。

 

「知識」の本
 「永遠の命に導く知識」。以前まで使われていた「生き残る」の本に代わり、家庭聖書研究のテキストの主流として使われる書籍。A5版で、191頁。大変効率よくマイコン出来まぁす。これさえあればあなたも立派な研究司会者!お値段はすえおき、「完全寄付制」!!お求めは、ご近所のJWまでお申し付け下さい。♪0120〜○○○の××××〜(やりすぎか…)

 

忠実で思慮深い奴隷級
 14万4000人に同じ。天で地上を支配する予定のじーさんたち。教義の見解がころころ変わることのどこが「忠実で思慮深い」のか…JW最大の謎である(^_^;)。ちなみに舌をかまずに早口で5回言えたら、早口言葉の名人でしょう。

 

長老
 会衆の中で責任的立場にいる男性信者のこと。一般的に一会衆に1〜複数の長老が配置される。この役職に就くには支部の任命が必要である。長老と言えども、長い髭はやしたようなじーさんではなく、通常はごく普通の中年男性である。最近では、20代の長老も登場している>エリート2世。絶対的な権力を持っており、その会衆の実権を握っていると言っても過言ではない。←この辺は「長老」って響きにマッチするね。

 

長老団
 会衆内の複数の長老で構成されるグループ。会衆の運営などの実行委員会と言えるだろう。♪ぼ・ぼ・僕らはエホバ・長老団♪と歌いたくなるのは私だけ………ですね(^_^;)←sage

 

弟子
 研究生のこと。どれだけ研究を司会しているか(つまり弟子が何人いるか)を競い合うように奉仕活動に取り組む人が多い。噺家とかじゃないんだからさぁ。私が子供の頃、母の日のプレゼントは何が欲しいか本人に聞くと、「弟子。」と答えた。熱心ねぇ。

 

テレビ
 テレビの影響力を重視し、視聴する番組に厳しい規制を設けている。性的、暴力的な描写のある番組はNG。っぐすん、「○○戦隊○○○マン・レンジャー」観たかったよぉ〜(今、その反動で観てます>日曜の朝)。でも、テレビの悪影響を考慮するあまり、処分してしまうJW一家もあったからましなほうなんだろうなぁ。集会さぼって「北斗の拳」観てたよ、なんて正直に言ってくれた現役先輩2世もいました。父親が未信者の場合と、神権家族の場合ではテレビ規制が随分と違うみたい。

 


 1914年以来、イエス・キリストが支配している場所。ま・も・な・く14万4000人が行くところ。それ以外一般人は立ち入り禁止なのよん。

 

伝道者
 家から家の訪問という形の宣教活動に参加するようになった人。献身していなくても伝道者にはなれる。献身すると、自動的に伝道者でなければならない。毎月、伝道に費やした時間や配布した雑誌の冊数を報告(奉仕報告)しなければならず、0の報告だと「不活発」として長老の指導が入る。あの手この手で、時間を入れる技を身につけるJW…。「奉仕報告」の欄も参照。

 

伝道者カード
 伝道者であることを証明するカード。本人が持つカードと、会衆が管理するカードがある。各会衆の奉仕監督が管理している。実質的にこれがJWの会員名簿の役割を果たしている。別にこれで買い物できたりすることはない。(^_^;)面白くないですね。m(_ _)m引っ越しの時、出てきた。なんとなく捨てられない。(w

 

灯台社
 戦前のものみの塔日本支部の呼称。支部長であった明石順三らは、聖書の教えを守り兵役を拒否したが、戦後本部から「背教者」とされ排斥された。以後、本部から新しい宣教者が派遣され沼津に新日本支部が設立された。

 

統治体
 ものみの塔協会の頭脳とも言うべき中央執行部。かなり高齢のじーさんたち十数名で構成されている。教義の変更などもこの機関が決定し、「ものみの塔」誌にコソッと掲載される。統治体の決定は絶対で、逆らうことなどまず考えられない。冷静になって考えると、「統治体」ってすごい響きあるなぁ。まぁ、JWの教祖様って考えてもらって差し支えないと思う。

 

肉の〜
 宗教的、精神的な面を「霊的」と言うのに対し、世俗的、物質的なものを「肉の〜」と言う。よく使われるのは、「兄弟・姉妹」。JWは信者同士を兄弟・姉妹と呼び合っているので、血のつながった本当のきょうだいのことを「肉の兄弟」と言う。高校生当時Max82kgあった私(!)を指さして姉が言う;「あれが肉の弟の金矢です。」うーん、ニク…。

 

2世
 エホバの証人の子供。ごく幼いとき(生まれたとき)から、JWの宗教教育にどっぷりつかり、エリートJWとなるべく育てられる。元JW2世のWeb上のつながりはとても強い(と思っているんですが、どうでしょう?)。体罰、狭い価値観に閉じこめられる、ハルマゲドンの恐怖の植え付け、宗教っぽい行為の制限、行きたくもない集会・奉仕への参加、テレビ・音楽の視聴制限etc.2世の苦悩は留まるところを知らない。2世(含む元2世)として、矢野顕●、中谷美●、吉川●なの、なんかが有名かな。

 

ニサン14日
 ユダヤ暦で、JWのもっとも大切な行事「主の記念式」が行われる日。ユダヤ暦は太陰暦なので、現在の太陽暦とは一致しないが、ニサン14日は概ね3月下旬から4月上旬に当たる。満月の日の日没後である。

 

「年鑑」
 「19○○年 エホバの証人の年鑑」。1年に一回発行されるイヤーブック。伝道者(信者)数、報告された総奉仕時間、記念式出席者数などがまとめられている他、毎年3,4ヶ国のJWの様子が報告される。1998年の年鑑には日本の特集があって、なんと!うちのおかん&おねえが写っている!!もう20年くらい前の写真がなぜ、98年なんかに掲載されたんだろう…?吹雪の中、王国会館に集まって奉仕に出かける様子の写真。たぶん「寒い中でも熱心に奉仕活動に励む」様子が良かったんだろうなぁ。今じゃ、雪の日は伝道に出る人、少ないからね。

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