あ行 か行 さ行 た行/な行 は行 ま行/や行/ら行/わ行

会衆
 地区ごとに集会を開くグループの単位。中規模の都市で20ぐらいの会衆があるようだ。会衆の成員は、60〜100名ほど。増え続ける会衆の勢いは、とどまることを知らない。昔、うちに泊まりに来た大会出席者の3家族が未信者の父に「みんな同じ会衆から来たんですぅ」と自己紹介をした。会衆の意味も分からなかったハズだが、父は「ああ、同じカイシューなんですね〜。」と答えていた。う〜ん、父なりに頑張っていたんだなぁ。

 

開拓者
 一ヶ月に要求された一定以上の時間、奉仕活動をしなければならない伝道者。月70時間以上(年間840時間)の正規開拓者、50時間以上の補助開拓者、小額の援助金を受け取り奉仕活動をする特別開拓者がある。私が研究生だった頃は、正規=年間1000時間、補助=月80時間、だった。だんだんと義務づけられる時間数が減ってきているようだ。私の母と姉は、どちらも正規開拓者である。一応、JWの中ではエリートとされている。

 

開拓者学校
 正規開拓者として1年間働いた者が、さらに開拓奉仕を充実させるために通う集中講義のような学校。王国会館が会場になる。複数の会衆の生徒が集まるので友達が出来ることも多いようだ。姉は、ここで出来た友達とボウリングに行くとき「パイオニア・スクール」という名前で予約していた。間違ってはいないけどさ…。怪しさ満点。

 

格闘技
 JWは「もはや戦いを学ばない」(イザヤ2:4)ので、格闘技をすることを禁じている。学校の体育で、柔剣道があるところでは大小の問題を起こしている。私は、隠れて柔道の授業を受けていた。会衆でK-1の話で盛り上がっているJW2の諸君!気をつけたまえよっ。

 

囲む
 住宅が背中合わせになっている住宅地などを伝道するとき、伝道者が2つのグループに分かれ、8の字型に住宅を網羅していくやり方。(うーん、説明になっているかな?)決してリ●チのことではない(爆)知らない人が聞いたらびびるよなぁ。「この次、○○さんの家から囲みましょう。」

 

頭の権
 「かしらのけん」。誰?「あたまのけん」って読んだ人。男性に認められている指導する権利。そのため、講話は男性信者しか行えないし、長老・奉仕の僕も男性しかなれない。男女平等が叫ばれている世の中にあって、これはちょっと問題ありかも…。ちなみに、某会衆の頭の権を持つ長老は、「あたまの毛」が無い。

 

金沢司
 北海道・広島会衆の元長老。組織に疑問を持ったため多くの信者と共に排斥された。その様子は、編書「北海道・広島会衆 事件簿」(絶版)に納められているのでこちらの金沢文庫からどうぞ。

 

監督
 長老は身分上の呼び名で、監督は職務上の役職名。会衆全体を管理する主催監督、奉仕活動を指導する奉仕監督などがある。さらに上司がいて、巡回監督、地域監督、地帯監督etc.がいる。名前をつけて、○○監督とは呼ばず、一般信者と同じように○○兄弟と呼ばれている。ちなみに私が研究生だったときの地帯監督は、元ヤク○゙屋さんでした。

 

姦淫
 結婚している者が、配偶者以外と性交をすること。甚だしい姦淫は、JWにおける数少ない離婚の理由の一つ。この辺の基準が厳しくて、例えばクリントンさんはルインスキーさんとの一件では離婚できません。

 

寄付
 JWの活動はすべて、寄付によって賄われている。王国会館には何種類かの寄付箱が設置されている。集会中回って来ることはないが、集会・大会で収支が報告され、マイナス収支であった場合にも「皆さんのご協力に感謝します。」とまとめられるので、ちょっとプレッシャー。

 

協会
 ものみの塔聖書冊子協会。ブルックリンにある本部か、海老名市の日本支部を指す。協会の言うことは絶対なので、逆らうことはもちろん、疑問を持つことさえ許されない。即、排斥なのだ。小さい頃、「教会」とごっちゃにしてたような気がする。「教会」は偽りのキリスト教なのに、「協会」の出版物は読みなさい?漢字がわからん子どもには理解不能。

 

兄弟
 男性信者の呼称。名前か名字をつけて呼ばれる。鈴木兄弟・まさひろ兄弟といった感じ。私はあやうく金矢兄弟になるところだった…。

 

禁令
 JWの活動を法的に禁止すること。東欧諸国やアフリカでは、禁令が解かれ、今まで地下活動していた組織が状況を報告できるようになってきている。←JWの信者数増加の裏にはこんな事情も。

 


 イエス・キリストは十字架ではなく真っ直ぐな杭に架けられて処刑された、と考えられている。そのため、JWの出版物の挿し絵では、十字架ではなく杭に架かっているイエスが描かれる。まぁ、どっちでも良いけど、どうも既存のキリスト教と袂を分かつために、わざと十字架を切り捨てたような気がするなぁ。この辺のことは、中澤啓介牧師が詳しく研究しておられるので、興味のある方は大野キリスト教会へご一報を。(あえてリンクはしないけど)

 

クリスマス
 もともとクリスマスは異教の祭りからキリスト教に取り込まれた風習なので、「真のクリスチャン」を気取るJWはクリスマスを祝わない。と言いつつ、昔はベテルでも祝っていたらしい…。プレゼントをもらえなかったり、パーティに参加できないで寂しい思いをしている子ども達が聞いたら、どう思うことやら…。

 

啓示
 新約聖書の一番最後の書。一般には「ヨハネの黙示録」として知られているが、JWは「ヨハネへの啓示」と言う。ハルマゲドンが起こる前後の様子が預言されている。なんか未だに「黙示録」って違和感あります。

 

研究
 研究というと、家庭聖書研究、個人研究、家族研究がある。家庭聖書研究は、一般の人をJWに引きずり込むべく行うマインド・コントロール活動で、個人研究や家族研究はさらに自らマイコンを深めていく行為。って、をゐ…。

 

研究生
 まだ正式なJWではないが、研究や集会、奉仕活動に参加している立場の人。大学院生のような人を想像してはいけませんよぉ。

 

研究報告
 奉仕報告と同じように、家庭聖書研究を司会したことを報告しなければならない。時間や研究生の様子などを報告用紙に記入し提出する。

 

献身
 エホバに自分の身を捧げて、「エホバの証人」となること。必ず、バプテスマ(洗礼)を受け、献身したことを公に示さなければならない。2世は早く献身するようにプレッシャーかけられるんだよね…。で、結局私はしなかったけど。一時期、「しておけば良かったなぁ」なんてヴァカなことも考えましたが、エホヴァカに身を売らなくて本当に良かったと思ってます。

 

校歌
 校歌を歌うことは学校を崇拝する行為になり、エホバのみを崇拝するJWは歌ってはならない。2世にとって、このことを担任に証言(JWの教義の説明)することは、計り知れない重荷になる。私は、これから逃げ口パクで過ごしたが、中学校の合唱部ではさすがにそれが出来ずガンガン歌っていた…。あ、前の職場の校歌覚えてないや…。

 

公開講演
 大抵、日曜日の午前中に王国会館で行われる講演。JWの5つの集会の一つ。講演者は、長老か奉仕の僕しか務めることが出来ない。話の内容は、協会が用意した筋書きに沿って行う。筋書きは100種類くらいで、繰り返し話されるものがほとんど。子どもにとって一番退屈で辛い集会。

 

国際連合
 JWが、「啓示」の書に登場する「緋色の野獣」であると当てはめて、「エホバの敵」「サタンの手先」「滅びる存在」とケチョンケチョンにけなしていた国際機構。しかーし!ものみの塔聖書冊子協会は、国際連合の機関であるNGOに加盟していた事実がある。1991年、登録。2001年10月、インターネットを中心に騒ぎ立てられたため、突然脱退。なんてトホホな行為でしょ。


懲らしめ
 JWが容認する体罰のこと。別名、ムチ。今では、かなり甘くなったようだが、一昔前はそりゃひどかった。集会中トイレでお尻をたたかれたり、帰宅後、スリッパやベルト、ホースなどで叩かれた。会衆によっては、体罰の道具が用意されていたところもあるらしい。これって、虐待だよなぁ。

あ行 か行 さ行 た行/な行 は行 ま行/や行/ら行/わ行

戻る

inserted by FC2 system