アナタは僕を生み
アナタは僕を愛し
アナタは僕を育てた

アナタはエホバに仕える身だったから
僕を小さな鳥籠に入れ
ハルマゲドンの恐怖という鍵をかけた
アナタはエホバを愛していたから
それが一番の
愛し方なのだと信じて疑わなかった

鳥籠の外の世界は
広く、とてつもなく広くて
美しいものがたくさん
醜いものもたくさん
振り返れば鳥籠が
ひどくひしゃげて見えた


ワカラナイ、わからないよ
僕がアナタを愛しているのか
  それとも、憎んでいるのか
それさえも。
全てを分かち合い
全てを許せる日は、来るのだろうか

雨の月曜日の憂鬱に
忘れられないキヲクを呪う

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