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今までのコンテンツ本棚を廃し、管理人がお薦めする本を紹介するページとします。

心の問題

統一教会の幹部だった著者が、自らの経験を通して語るマインド・コントロールの手口と仕組み。マイコンからの救済方法も書いてありますが、2世にとっては難しいかも…。だって「マイコンされる前の自分」「取り戻すべき自分」ってものがないから。というわけで、これを読んだから即JWの価値観から解放される訳ではなかったけど、「JWもカルトだったんだな」って考えるきっかけになりました。訳者である浅見定雄氏も統一教会など新興宗教研究の第一人者。彼の著作も面白いです。訳者あとがきにちらっと名前の出てくるフランス人、パスカル・ズィヴィ氏とは面識があります。

マインドコントロールという手口を社会心理学の立場から、徹底的に研究した西田公昭氏の著作。

JW2を「アダルトチルドレン」と捉えることも出来ます。その手がかりとなる代表的な本。

ズバリ悩みを解決させる本。

ヒューマンドラマ（シリーズものは第一巻をリンクしてあります。）

著者である台湾人の頼氏は、盲人の父と重度知的障害者の母との間に生まれた「乞食の子」です。まだ年端もいかないうちから物乞いをし、障害を持っている両親、沢山の弟妹の面倒を見、苦学して自らの道を切り開いたという波瀾万丈な人生が描かれています。僕は、３回読んで３回泣きました。どんな不遇の立場に生まれても、精一杯努力すれば必ず運命に打ち勝つことができる。自分の生まれた境遇を決して恨んだり呪ったりしない。そんな彼の哲学に魅了されました。

徹底的な取材でフィクションとノンフィクションの狭間を描く作家、山崎豊子氏の代表作。2009年6月25日現在、「運命の人」は第4巻で完結。また、「沈まぬ太陽（三）御巣鷹山編」を読むに当たっては、JAL123便墜落事故時のボイスレコーダーFlashを視聴するのお薦め（ただしショッキングな内容のため、心臓の弱い方、PTSDの方などは考慮してください。）

京都を舞台に繰り広げる摩訶不思議なラブストーリー。「外堀を埋める」ことしか出来ない先輩（私）と、それに全く気づかない天然な黒髪の乙女の運命やいかに？！

ライトノベル（シリーズものは第一巻をリンクしてあります。）

アニメ化され一世を風靡した作品の原作。実に面白い！

こちらもアニメ化され話題を呼んだ作品の原作。2009年3月10日現在、10巻で完結。

大変お世話になった母校の付属図書館の司書さんが大絶賛の作品。全8巻。

JW問題関係

JW系サイトの大手「昼寝するぶた」が本になりました。ゆーじさんの波瀾万丈の人生、ものみの塔の矛盾、2世たちの苦痛などなど、情報が満載です。是非読んでみてください！去る2007年10月17日、著者の大下勇治氏が死去しました。この作品が彼の遺作になってしまいました。心よりご冥福をお祈りします。

言わずと知れた「エホバの証人の子供達のHome Page」の管理人・Ohyaさんの著作。「僕だけじゃなかったんだー！」「そうそうそう！そうなんだよ！！」って心の底から叫びたくなります。Ohyaさんも学校の先生なので、元小学校教員の僕としては親近感があります。JW2問題に向かい合った本としては、草分け的存在。2世なら絶対に読んで欲しい本。

いわゆる「エホ証暴露本」は数多くあれど、これがベストだと思います。レイモンドの生涯を通して、ものみの塔というカルト組織の実体が垣間見えて来ます。「\3800？高い！」と思われる方は、JWICに要旨をまとめた文章「レイモンド・フランズ-エホバの証人最高指導者の人生の軌跡とその信仰」があるので、そちらを読んでみてもいいんじゃないでしょうか。でも、やっぱりこれは買って読んで欲しい。

JWの他に、オウム、統一教会、ヤマギシズムなどのカルトの中で育った子どもたちに焦点を当てた本。「ああ、JWも『唯一誠の宗教』なんかじゃなく、新興宗教の一つ one of them に過ぎないんだな。」って思うのに役立ちました。以前米本先生にはメールを頂いたことがあるんですが、現在音信不通。元気してますか？>米本先生。

JW信者を妻に持つ著者、林俊宏氏の著作。

大泉実成氏が、1985年に起きたエホバの証人よる輸血拒否問題を徹底的に取材して書かれた本。「JW問題を扱った本」としては草分け的な存在。

JW問題研究者であるクリスチャン、ウィリアム・ウッド氏（真理のみことば伝道教会）の著作。

※日本でのJW問題研究の第一人者、中澤啓介牧師の著作については大野キリスト教会へご連絡ください。きっと良い情報を送って下さるでしょう。

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